築50年わが家のひと夏の用心棒は【蜘蛛】である
現在住んでいる家は築50年以上の一戸建ての社宅だ
すきま風が吹くので窓を閉めていてもかるく換気できていると思われる
そんな古い社宅なので夏はよく虫が訪問してくる
クモ アリ ムカデ カツオブシムシ ゾウリムシ ナメクジ ゾウムシ コオロギ ガ
アリなんかは列をなす
そして一番きらいなゴキb…G
名前を出すのもイヤだわ・・・
網戸にしているのにコオロギやゾウムシなどデカい虫はどこから侵入してくるのかホント不思議だ
一番謎なのはナメクジだ 風呂場はなんとなく理解できるが廊下の床を歩いているときがあってどこから侵入してくるのかナメクジに聞きたいくらいだ
ワタシは虫が恐怖症なみにキライで特にGがいちばんキライだ
デカさも色も触角の長さもあしの速さもムカつく
生まれ育った地域は沿岸で夏はそんな暑くなくGなんざ目撃したこともないのでラッキー!と思っていたが
現在内陸に住み温暖化現象のおかげで近年屋内外でGを見かけるようになった
わが家でGがでるとワタシと息子が大騒ぎする
ワタシは低い声で男子のように叫び 息子は高い声で女子のように悲鳴を上げる
毎年Gに怯えながら生活していたある日 クモの巣にかかったGを見た
クモもキライだがそのときだけは頼れる用心棒に見えたのだ!
がんばれクモー!!と声をかけちゃったりなんかして
そーいえば聞いたことがあった「家蜘蛛は退治してはいけない」と がしかし虫だもんで見つけ次第すぐ退治していた
でもGのおかげでクモの大切さを学ぶことができた!
なので今年「風呂に巣を作ったクモ」と「廊下に巣を作ったクモ」を用心棒として生かしてみた
風呂のクモは全長10㎜くらいで 高いところに作られた15㎝くらいの巣にはさまざまな虫が引っかかり床に死骸が落とされていた
5日に1回くらい死骸を掃除してまた観察をしてみたが やっぱり結構な数の虫を捕まえてくれていた
裸で無防備なワタシたちをこんなにも守ってくれるなんて 自宅でゲームばかりして虫がでればキャーキャーさわぐ 自称「自宅警備員」の息子より頼りになる
そんな風呂のクモだが本日たまった死骸をきれいにしようと風呂場にいったらいなくなっていた・・・なんかさみしかった
次に廊下のクモだ 生まれたてだろうか?全長2㎜くらいの小さなクモで低いところに作られた巣も5㎝くらいしかない
そんな2㎜クモの巣にいつもかかっているのは誰かの陰毛だけだ
陰毛しかかからない2㎜クモがどう生きていくのか今後がたのしみだ
お前も家出の運命か
ありがとうございました