【笑ってもいい話】と【笑ったらダメな話】の見極めの難しさ
20歳くらいのとき仲のいい先輩の家へ遊びにいき恋愛話や学生のころの話など女子トークに花を咲かせていた
恋の話にはお互い「そうだよねぇ せつないよねぇ」など共感しあい
学生時代のあんな話こんな話には笑い合って楽しい時間をすごしていた
先輩が
「この間 ○○ちゃんのお父さんに偶然会ったんだよ」
「そのお父さんは小学校の頃のスイミングスクールで会うお父さんでさぁ 久しぶりだねぇって話してたんだけど」
「『いやぁほんと痩せてかわいくなったねぇ 昔は豚が泳いでるようにみえたったよ』って言われてさぁ」
と少しニヤついて話してくれた
ワタシは「豚が泳いでるって!!!」と大爆笑して先輩の方をみた
すると先輩が「ムカつく・・・」といってニラんでいた
瞬時に「あ!コレ笑っちゃダメなやつか!」と察したが
時すでにお寿司
笑いをこらえようにも こらえきれず勝手にクチから空気が「ブフォ!ブブッ…」ともれるもれる!
先輩は笑いをこらえられないワタシをみてニラみ続けていた・・・
「これって 笑ってほしい話じゃないの!?」と心の中で動揺しつつなんとか自分を落ちつかせたのだ
いやぁ むずかいい・・・
ワタシなら笑ってほしくて話す内容だし 他の自虐ネタは笑って話していた先輩だからワタシにとって「まさか」だった
ここは
「ヒドイ!豚が泳いでたなんて!乙女にそんなこといったら傷つくわよね!」
というべきだったのか・・・
いや!『豚』というキーワードを自ら発することは絶対自爆行為だ
あれ?・・・いまおもうと先輩はニヤけていたのだろうか?
傷ついた心を隠そうと笑顔で話していたのだろうか?
20年以上前のエピソードだが先輩に聞いてみようかな・・・
いや!ダメだ 思い出してまた笑っちゃう!そしてきっと「ムカつく」といわれるにちがいない!
ほんと「笑っていい話」を見極めるのは難しいものだ
ありがとうございました