【昔の家】ってなぜかコワくなかった!?
昭和生まれの方ならあるかもしれない
”むかし家がナンカでそうで怖かった説”
ぼっとんトイレが外にあって夜は親についてきてもらったとか 先祖代々の遺影が並ぶ仏間の部屋からなんか音がするなど・・・やたら昭和の家って怖いイメージ
昭和の時代はテレビでオバケだの怪奇現象だの特番や映画がしょっちゅう放送されていたのもあるかもしれない
ワタシも実家に住んでいたころはいろいろ恐怖だった
コンクリート建てで暗い廊下は小さな頼りない蛍光灯のみの灯りで時おりチカチカしているしコウモリが飛んでいたりカマドウマが跳ねていた
なので夜は最悪だったのだ
そのほか 居間にあるクローゼットの木目が怪物に見えて怖かったり トイレのドアの木目が女性の顔に見えたりとても怖かった記憶がある
でもイチバンの恐怖は風呂場に干してある祖母(せっちゃんばあちゃん)のヅラだった
せっちゃんばあちゃんの時代のご婦人方のトレンドは”ちびまる子ちゃん”のお母さんのヘアスタイルのようなカツラをかぶることらしく町内会の集合写真をみるとご婦人方みんな同じヅラスタイルだった
せっちゃんばあちゃんのヅラは高価な”人毛”ではなく”人工毛”だったため 何らかの原因で襟足がドレッドヘアになっていて ごくまれにうしろ前反対にかぶってしまうと前髪がドレッドになっていた
そんなヅラを洗ったあとせっちゃんばあちゃんはシャワーに掛けて干していいたため風呂場を開けるたびに「ギャア!」とビックリしていた
しかもヅラから「ポチャ・・・ ポチャ・・・」と水がしたたり落ちていてかなりの恐怖だった
ちなみに姉のヅラ被害は 脱衣所からガラス越しに浴槽をみたときに黒い”なにか”が浮いていて その”なにか”はすぐヅラだと直感でわかり
「せっちゃんばあちゃんが溺死している!」
とおもったが水死体を見たくないので風呂場を確かめず じいちゃんを呼びに部屋へ行ったら
風呂上がりでブリーフをはいた半裸のせっちゃんばあちゃんがいたそう(笑)
なぜか浴槽にヅラを浮かべていたようだ
ブリーフについてはこちらのブログでどうぞ↓
これだから昔の家はコワいわぁ~
ありがとうございました