当時田舎でなにもない!我が家の【遊び】はアノにおいを嗅いだり・・・アレを抜いたり・・・

ワタシは田舎の商店街で育った
県庁所在地からほど遠い沿岸で県も田舎なのに 子どものころ県庁所在地はビルばかりで大都会だと思っていた
育ったところは子どもが遊べる施設はないし流通も悪いのかオシャレな服屋もない
イベントも年に数回で楽しみというものがないところだった
そんなところに住んでいたため日々の暇つぶしにきょうだいでアホな遊びをしていた
特に姉とはよく遊びを考えて遊んでいた
遊びを考えてというよりはソレが遊びになっていた90年代の「我が家の遊び」を振り返ってみる
歯に海苔をはる
王道ではないか
歯に海苔をはっただけで歯っかけにみえて大爆笑である
今やったら小学生の姪くらいは笑ってくれるだろうか
セロハンテープで別人になる
当時これも王道ではなかっただろうか?
モノマネ芸人の清水アキラさんが顔まねでよくやっていたやつだ
ワタシたちきょうだいはとりあえず鼻が上向きになるようにくっつけたりタレ目にしたりと
とにかく自分で鏡をみてやろうものなら笑っちゃってとれたりと完成するまで時間がかかったものだ
夜のコンサート
親がパチンコや飲みに出かけたときは部屋を暗くしきょうだい3人で懐中電灯をもってコンサートを開催していた
ステージに立つ者は作詞作曲の歌とダンスを披露し 観客席の者は懐中電灯をスポットライトのように歌い手に当てたり振り回したりして演出した
歌い手は明かりがついた懐中電灯をマイク代わりにしていたため下から照らされた顔はホラーである
ちなみに歌詞の内容は覚えていないが曲名は
「ピンクのアスピリン錠」 作詞・作曲:姉
「とんがり帽子」 作詞・作曲:ワタシ
当時 姉は小学校高学年くらいだったかな・・・
んで「ピンクのアスピリン錠」てどんな歌詞だよ(笑)スゲー気になるわ!
居間で昼寝をしている者に制裁を下す
寒くなってくると居間にこたつが登場する
学校から帰ってきてこたつに入るとどうしても眠くなり寝てしまう
そこにきょうだいが来ると寝ている者のまぶたを開き楽しみ始める
まぶたを開くと寝ているのに起きているようにみえて大爆笑になる
起きないと目玉に息をフッとかけて起こしに入る
起きそうになるとその者たちは寝たふりをする
ほんとこれはイヤだった・・・
まぶたを開くだけではなく
姉は寝ているワタシにバニラエッセンスを嗅がせて何かを食べさせる夢をみさせ ワタシが口をむにゃむにゃしている様子を見て楽しんだ
ワタシは小学生のころ肥満児だったため甘い香りにまんまと騙されていたのだ
唇を内側に巻き込む
ここからは姉との遊びになる
よく姉と唇を内側に収納し遊んでいた
姉は「シャー!」といい勝俣州和さんのマネをしていた
唾液ですべってうまく唇が収納できないときは唇と歯茎の間をティッシュペーパーで拭いてまでしていた
ちなみに親友もお兄さんとよくやっていたらしく
いまおもうと何を必死にやっていたんだか理解不能だ
陰毛を抜く
ワタシも成長しお股の毛が生えそろったころ
姉と1枚ずつ床にティッシュペーパーを敷き「よーいドン!」で陰毛を掴んで引っ張り抜けた毛をティッシュペーパーに乗せていくという
女子とは思えない遊びをしていた
もちろん多いほうが勝ちだ
ある日居間で競っていたところに祖母のせっちゃんばあちゃんがガラッと戸を開けて入ってきて”まずい!”とおもった姉が毛が盛ってあるティッシュペーパーに覆いかぶさって隠蔽し大爆笑した
その体勢をみた意味を分かっていないせっちゃんばあちゃんと笑いあっていた
アホである
くさいニオイを嗅いで笑う
「クサ!」
といって笑う
ただそれだけの単純な遊びだ
生活の中でくさいものはいろいろあったが
中でも笑いが起きるクサイものは
- じいちゃんが吐いた「淡のトレイ」
- ばあちゃんの股を拭いた「殺人タオル」
- 父のパジャマの「股間部分」
この中でも安全な父のパジャマの股間部分を嗅ぎあって「クサ!」っといって笑うことをしていた
想像力で笑わせる
ワタシも姉も成長し ワタシが高校生くらいになると
もう道具も何も使わず場所も選ばない想像力のみでお互いを笑わせるという
遊びの境地に至った
例えば
「○○おじちゃんの三つ編みネグリジェ姿」
「ばあちゃんのドラム乱れうち」
など身近な存在を活用しその人物からは想像もできない様子を相手に想像させ”笑ったら負け”という遊びだ
刺激が欲しいときは口に水やジュースを含ませるときもあった
ほんと平和で思い出深い遊びだ
ありがとうございました